ハイウェイテクノフェア2025に出展します

イベント情報

ハイウェイテクノフェア2022に出展します
     

10月16日(木)、17日(金)の2日間、東京ビッグサイト東7・8ホールで「ハイウェイテクノフェア2025 -高速道路を支える最先端技術-」が開催されます。高速道路の建設・管理事業の普及や活用を推進するとともに、高速道路事業への理解を深めることを目的に2004年から行われています。

21回目を迎える今回は、342の企業が出展する予定で、高速道路に関する新技術・新工法、資機材や建設現場の支援システム、環境技術などが展示、紹介されます。リアル展示とともにウェブ展示も開催される予定です。

大林組と大林道路は、山岳トンネル統合システム「OTISM®(オーティズム)」をはじめさまざまな技術を紹介します。また、土木学会賞の田中賞(作品部門)を受賞した「東名多摩川橋の大規模更新」や技術開発賞を受賞した「スティフクリート®」のプレゼンテーションも行います。さらに会場では、火薬の装填技術に応用する「リアルハプティクス」の模型で力触覚の再現も体験いただけます。皆様のご来場をお待ちしております。

※展示会への参加には事前登録(無料)が必要となります。

パネル展示

東名高速道路 「東名多摩川橋の大規模更新」

首都圏6車線では日本初となる床版取り替え工事の取り組みを紹介します。1日当たり10万台の車両が往来する重交通区間において、幅員方向多分割施工をはじめとするさまざまな工夫により、通行止めを行わず6車線を確保しながら床版取り替えを実現しました。

中空床版橋架替え工法「HOLLOWAL®

「HOLLOWAL(ホローワル)」は、プレキャストセグメント工法を用いた新しい中空床版橋架け替え工法です。プレキャスト部材を用いて作業をサイクル化することで、作業効率を高め、従来のコンクリート打ち替え工法と比較して、交通規制の期間を約半分に短縮できます。

床版取り替え工法「DAYFREE®

「DAYFREE(デイフリー)」は、高速リニューアル工事における橋梁床版取り替え工事を夜間の1車線規制のみで完了する新しい工法です。夜間の限られた時間内で既設床版撤去から新たな床版の架設が可能となるため、日中の交通規制が不要となり、渋滞の発生を緩和します。

懸垂式移動足場「ムーバルデッキ®

「ムーバルデッキ」を、常に吊り足場先端にラップさせることで、足場設置・解体時の危険な開口部を解消でき、安全性が向上します。作業箇所が点在する橋梁点検・補修工事などに用いることで、橋梁点検車などでの施工に比べ、コスト削減、社会的影響の低減が可能です。

橋梁リニューアル統合システム「OBRIS®

「OBRIS(オブリス)」は、設計段階で作成した3次元モデルをプレキャスト部材の製作、現場での施工、竣工後の維持管理に至るまで一気通貫で利用することで、データの受け渡しや作成過程での人為的ミスを排除し、システム上での連携により、業務を大幅に省力化・効率化する統合管理システムです。

低炭素型コンクリート「クリーンクリート® PC床版」

低炭素型のコンクリート「クリーンクリート」は、原料のセメントの一部を高炉スラグ微粉末などの産業副産物に置き換えたものです。二酸化炭素(CO2)排出量の少ない産業副産物を大量に活用することで一般的なコンクリートに比べてCO2の排出量を削減できるコンクリートです。

床版上面増厚工法「スティフクリート

「スティフクリート」は、床版の上面増厚において薄層で打設可能な超速硬型の材料です。本材料を用いた施工効率化と品質向上に向けて、専用機械・運搬車・車載式ミキサーを開発しました。これらの組み合わせにより早期の交通開放が可能となります。

プレキャスト部材使用/急速施工「コンパクトインバート®」

トンネル更新工事における「コンパクトインバート」の急速施工技術を開発しました。現場での施工量を大幅に削減できるほか、設置後短時間で補強効果を発揮するため、インバート支保工の設置が不要となります。片側車線規制での分割施工にも対応できます。

トンネル覆工急速補強工法「ワンバインドクロス®

「ワンバインドクロス」は、高目付2方向炭素繊維シートを使用した覆工コンクリート補強工法です。シート1層で施工完了できるため、シート貼り付け作業が半減します。また、特殊な製法の炭素繊維シートにより、1層で従来の2層と同等の強度を確保できます。

山岳トンネル統合システム「OTISM

「OTISM(オーティズム)」は、山岳トンネル工事の安全と品質、生産性を飛躍的に向上する統合システムです。「OTISM」を構成する技術として、掘削、覆工、計測各作業で遠隔化・自動化技術などの開発を加速させています。今回は火薬の装填技術に応用する「リアルハプティクス」の模型で力触覚の再現を体験いただけます。

グースアスファルト混合物「eグース・スーパー」

「eグース・スーパー」は、水密性が高く耐久性に優れたコンクリート床版にも適用可能なグースアスファルト混合物です。鋼床版用のeグースをコンクリート床版に適用するため、一般的には相反する製造温度低減と施工性改善の双方に取り組み、開発したものです。

車線規制時の道しるべ「ミチシリーズ」

「ミチシリーズ」には、光の流れで車を誘導する「ミチテラ」、長時間点灯・繰り返し使用可能な発炎筒補完品「ミチレスQ」があります。これらは車線規制時の道しるべとして安全確保、注意喚起、渋滞緩和に寄与します。

プレゼンテーション

プレゼンテーションのスケジュール(16日、17日共通)は以下をご覧ください。1回のプレゼンテーションは約10分です。
※スケジュールは変更になる場合があります

時間 プレゼン内容
1
10:45 東名多摩川橋
2
11:30 スティフクリート
3
13:30 東名多摩川橋
4
14:30 スティフクリート
5
15:30 東名多摩川橋
6
16:15 スティフクリート

展示会概要

名称
ハイウェイテクノフェア2025 -高速道路を支える最先端技術-
期間
2025年10月16日(木)、17日(金) 10:00~17:00
場所
東京ビッグサイト東7・8ホール
  • 大林グループ展示ブースは東7ホール A-077
  • 最寄駅はりんかい線「国際展示場駅」またはゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」です
  • 今回はリアル展示とオンライン展示のハイブリッド開催です
    オンライン展示は10月9日(木)~11月6日(木)
主催
公益財団法人高速道路調査会
共催
東日本高速道路(株)、中日本高速道路(株)、西日本高速道路(株)
後援
国土交通省、公益社団法人土木学会、公益社団法人地盤工学会、公益社団法人プレストレストコンクリート工学会、公益社団法人日本コンクリート工学会

※開催概要の詳細は主催者ウェブサイトをご覧ください

ハイウェイテクノフェア2025