飲料製造施設

安全・安心な食品製造施設を、確かな技術力でカタチにします

大林組は確かな技術力と豊富な実績をもとに、お客様の要望に応える最適な生産施設を実現してきました。計画する施設の生産品目や製造工程の特性に合った施設計画と生産設備計画により、効率のよい製造施設を提供します。

飲料製造の特徴を理解した施設計画と生産設備計画

清涼飲料 製茶 コーヒー焙煎

施設計画

飲料の製造施設は、原料保管から製品保管まで、配管やコンベアなどで生産設備が連続していることが大きな特徴です。大量少品種の製品を長時間連続的に製造するため、包材などの供給動線は生産ラインの稼働を阻害しない計画にする必要があります。
施設の計画においては、連続した生産ラインと大型設備の配置に配慮しながら機器配置と施設計画を行います。大量生産を前提とした施設計画により、効率的な製造施設をめざします。

生産設備計画

生産設備の計画においては、お客様へのヒアリングや既存施設の調査などを通して生産に関わる条件を整理し、お客様のニーズを的確に把握します。生産ラインを理解し、生産量に沿って各工程での処理量を算定した上で、各工程の生産機器や保管設備の比較・検討・選定を行います。連続稼働を実現するために、信頼性が高い設備やバックアップ方策も含めて、生産設備を設計します。包装後の製品をパレタイズし、自動倉庫への搬入の自動化も検討可能です。生産設備の施工においては、工事監理と施工監理を適切に行い、品質の高い生産ラインを完成させます。
大林組は、過去の知見からのフィードバックも活かしながら、お客様に満足いただける生産設備の設計・施工を行います。

製造工程と対象設備

  • 保管設備

  • 充填(てん)機

  • パレタイザー

飲料製造施設の計画のポイント

1.生産設備の計画

平屋で計画することが多いため、材料入荷から出荷まで、一連の生産設備と施設がワンウェイとなるよう計画を行います。容器供給と製品包装の連続する生産ラインを主軸として、抽出後の廃棄物動線を含めたモノ動線と、日常とメンテナンスのヒト動線、工場への見学者動線など、各種動線をコンパクトに計画することが重要です。

2.充填方式の計画

製造量やパッケージに合わせて、充填スピードを計画します。合わせて、泡立ちを抑えた充填機、無菌充填機など、適切に機器を選定します。
工場環境中の臭いや浮遊微粒子などが製品に影響することがあるため、充填機周りに局所的なクリーンブースを設けるなどの提案も行います。

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